*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

南スーダン事業
国内避難民(IDP)への啓発の様子①―啓発活動

<2014年9月掲載>

2014年女性グループへの啓発の様子.jpg女性グループへの啓発6月1日より、南スーダン共和国の首都ジュバにて、ジェンダーに基づく暴力(GBV)被害者支援・予防促進事業を実施しています。

とあるキャンプでのGBVに関する国内避難民(IDP)への啓発セッションの様子の写真が届きました。
女性だけのグループにしたり、少年だけのグループにしたり、状況に合わせてグループ構成を調整しながら、話しやすい環境作りが行われます。啓発用の施設がないところでは、日中日差しが強くても、話に集中できるように、木陰を選んで場所が決められます。
啓発セッションでは、ジェンダーとは何?GBVって何?被害にあったときにどうすればいい?被害にあった知人にはどう接したらいい?誰に相談したらいい?などなど具体例を交えてわかりやすく説明がされます。被害がなくなることが目標であることはもちろんですが、被害者がすぐ安全に支援される仕組みづくりもとても大事です。
この啓発セッションをリードしている女性たちも実はIDPの中から選ばれた人たちで、フォーカル・ポイント(FP)と呼ばれます。彼女らは別途GBVの専門家やソーシャル・ワーカーから研修を受けていて、GBV被害や予防に対しての理解を深めながら、学んだ内容を仲間のIDP達へ伝える重要な役割を担っています。少年グループ.jpg少年グループへの啓発

啓発セッションに参加した女性たちからは「1人だと危ないので水汲みにはみんなで行くことにした」とか「結婚していても無理矢理に性的関係を強要されるのはGBVであることが分かった」という声が聞かれます。FPが少しずつIDPの中でのGBVについての理解を促しているのです。

この支援は、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成と皆様からのご寄付によって行われています。