*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

共同作業

<2018年12月更新>

共同作業01.pngJCCPは、異なる民族出身の国内避難民や地域住民が野菜栽培と食料加工の共同作業を行い、争うよりもある程度協力し合う方が自分たちの生活が良くなるという成功体験を通じ、自分たちに無理のない共存のあり方を作り上げています。










この共同作業の取り組みには大きく3つの意味があります。

①多民族による共同作業

多民族が共同で野菜栽培を行う場は、普段交流のない民族同士がコミュニケーションを取るきっかけになります。人々が「自分と違う民族の人とも協力しあえる経験」を重ねることによる多民族の平和的な共存を促します。

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②紛争管理研修を受けた若者の実践の現場

共同作業は、紛争管理研修を受けた次世代リーダーたちが紛争管理を実践する現場となります。例えば、野菜栽培に必要な農具を使用するには、貸し借りのルールを皆で作り、それを守ることが必要です。ルール作りにあたっては、地域の指導者や実際に野菜栽培を行う国内避難民や地域住民、そして次世代リーダーが集まって合意します。このプロセスを経験することで、次世代リーダーは多様な人々の間での合意形成の方法を学びます。また、共同作業の中で、問題が起きそうな状況を察知し、早期に介入して問題が大きくなる前に平和的に解決する経験を積み重ねるなかで、紛争の予防や解決のためのノウハウや自信を深めていきます。

実践の現場01.png   実践の現場02.png


③食糧難の緩和

南スーダンでは食糧難が深刻な問題のひとつです。野菜栽培、食料加工のノウハウを身につけることで食糧難を緩和できます。また、栽培した野菜の長期保存のため食料加工を行うことで、飢饉への備えができます。



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具体的には、オクラ、トマト、ナス等を軽く塩をつけて乾燥させ、長期保存できるように加工する方法や、ピーナッツなどの豆類を粉砕しピーナッツバターにして長期保存する方法などを教えています。また、食品保存をするために必要な衛生や、2人以上で平和的に道具を使用する方法についても学びます。

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