*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

次世代リーダー育成と民族の平和的共存を促進する事業の第2期がスタート

<2017年8月掲載>

・事業名 :共同作業を通じた民族融和と平和的共存の促進事業(第2期)
・開始時期:2017年8月
・事業地 :南スーダン 首都ジュバ

JCCPは2017年8月より、南スーダンの首都ジュバで、地域社会に長期的な平和を実現するため、次世代リーダー育成事業の第2期を開始いたしました。この事業は、2016年12月から行っている事業の後続事業です。

事業の背景:

2016年12月から首都ジュバ市内外の国内避難民キャンプとその周辺地域で実施している、共同作業を通じた民族融和と平和的共存の促進事業において、各事業地では一定の成果が確認されています。
一方で南スーダン全体では、治安情勢に目立った改善が見られず、紛争の長期化に伴う国内避難民の増加や異民族間の緊張の高まり、さらに今年は国連から飢饉宣言が出されるほど深刻な食料不足が発生するなど、次々と新たな問題が起こっています。

事業概要

JCCPは2016年12月から首都ジュバ市内外の3つの地域で、国内避難民と地域住民に対して、平和的な問題解決の手法を学ぶ「紛争管理研修」と、多民族で取り組む「共同作業の機会の提供」を行っています。第2期事業では、研修と作業のレベルを高め、より複雑で高度な問題解決に取り組める人材の育成を目指します。
まず、若者への紛争管理研修においては、以前の事業で実践した紛争管理の成果を共有したり、過去にJCCPの研修を受けた年配の指導者から助言を受けたりすることで、次世代リーダーとしての自覚を育み、実際に地域で指導者的な役割を果たしていけるよう支援します。
共同作業の機会としては、これまでの野菜栽培に加えて、新たに食品加工に取り組みます。オクラなどの野菜を乾燥させて長期保存できるようにしたり、主食のトウモロコシを製粉してすぐに調理ができる状態にしたりする予定です。簡単な加工ですが、住民には多くのメリットがあります。収穫した食料を長期保存することで、食料不足が深刻な乾季の終わりから雨季の初め(4月~7月ごろ)にも、食料が確保できます。さらに、製粉や乾燥によりかさを減らすことで、狭い国内避難民キャンプにおいても保管がしやすくなるのです。

南スーダンきゅうり.png第1期で整備した畑できゅうりを収穫する女性

本事業はジャパンプラットフォームと皆様からのご寄付により実施されます。

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