*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

<第3期>
紛争解決を担うリーダー育成と平和的共存事業

<2018年12月更新>

・事業名 :共同作業を通じた民族融和と平和的共存の促進事業(第3期)
・実施時期:2018年3月〜10月(7ヶ月)
・事業地 :南スーダン 首都ジュバ近郊の国内避難民キャンプ

JCCPは2018年3月から、首都ジュバ近郊の3地区の国内避難民と周辺住民を対象に、民族対立や争いを予防しコミュニティの平和を築くことを目的として、次世代リーダー育成事業の第3期を実施しました。

事業の背景

2016年12月から首都ジュバ市内外の国内避難民キャンプとその周辺地域で実施している、共同作業を通じた民族融和と平和的共存の促進事業において、各事業地では一定の成果が確認されています。
一方で南スーダン全体では、治安情勢に目立った改善が見られず、紛争の長期化に伴う国内避難民の増加や異民族間の緊張の高まり、さらに今年は国連から飢饉宣言が出されるほど深刻な食料不足が発生するなど、次々と新たな問題が起こっています。

事業概要

1.次世代リーダーの育成

第3期では、第2期までの支援により紛争管理の基礎知識を習得した3地区の指導者約60人と次世代リーダー候補約90人に対し、より高度な紛争管理の知識と技術を学ぶ研修を行うとともに、彼らのこれまでの経験や教訓を共有し、当事者同士の学びを深め、志を高めあうための意見交換会を開催しています。

また、国内避難民や地域住民が多民族の平和的共存の必要性を理解し実践できるよう、一般向けの啓発活動も実施しています。将来的には、育成した次世代リーダーたちが主体となって、このような啓発活動を実施できるよう、第3期中の啓発活動において、彼らが徐々に役割を担うよう促しています。

2.平和的共存のための共同作業

多民族による共同作業の機会として、これまでに実施してきた野菜栽培に加えて、野菜を乾燥させて長期保存できるようにするなどの食料加工の研修を、次世代リーダーと多民族構成の住民約540人を対象に行っています。また、加工作業に必要な機材をグループ共同で利用・管理するための環境を整えています。

このような共同作業の中で起こる様々な人間関係において、次世代リーダーたちは、これまで学んできた紛争管理の知識と技術を実践しています。これにより、民族間対立やその他の紛争リスクを未然に抑え、争いが小さい段階で解決できるような成果をあげつつあります。

SS03_01.png食料加工を行う女性達SS03_02.png野菜栽培を学ぶ参加者


本事業はジャパンプラットフォームからの助成と支援者の皆様からのご寄付により実施されています。

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