*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。 

南スーダンでの戦闘によって発生した“国内避難民”への緊急支援を実施

日本紛争予防センター(JCCP:東京都文京区)は、8月8日より、南スーダンで発生した国内避難民(*1)を対象に、同国首都ジュバ市及び近郊にて、食料と生活必需品を配布する緊急支援事業を開始します。

国内避難民の発生の原因と経緯

 2016年7月、南スーダン共和国の首都ジュバを中心に激しい戦闘が起こり、数多くの死者、難民、そして国内避難民を生み出しました。
 JCCPの現地スタッフが継続的に支援をしている国内避難民キャンプも、今回の戦闘により多くの国内避難民が避難してきました。一時はグンボには10,000人、マハドには4,000人以上もの人が押し寄せました。避難してきた人々は、キャンプ付近の学校などに身を寄せていますが、十分な食料もないために体力を奪われ、狭いスペースに身を横たえて一日一日を過ごしている状況です。また、雨季が重なったことで衛生環境が悪化し、コレラの流行も確認されるなど、過酷な環境におかれています。

今回の緊急支援の内容

 いまだに外部からの支援は限定的な上、日々変化する現地の状況に対応するため、JCCPでは優先度により2段階にわけた支援を行います。まず、戦闘から1か月が経過した2016年8月時点でも、避難を続けているおよそ6,000人の国内避難民を対象にして、全員に可及的速やかに食料、水、調理器具を配布します。その後、この先さらに数か月にわたって帰宅が困難となることが予想される国内避難民およそ4,000人に対して、シェルター資材・石鹸・蚊帳・毛布など、当面の生活に必要な物資を配布する予定です。
 JCCPでは、もっとも効果的な支援を行うべく、現地スタッフとの連携を密にとることで現地の状況に即した支援を行います。

 この支援は、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成と皆様からのご寄付によって行われています。



*1…国内避難民:政治的な迫害、武力紛争、内乱、武力による強制立ち退き、あるいは自然災害などの理由から自宅周辺には住めず、避難生活を余儀なくされている人々のうち、国境を越えることなく自国内で生活している人々をいう。
<参考>2013年紛争後の物資配布の様子(2014年5月撮影).jpg<参考>2013年紛争後の物資配布の様子(2014年5月撮影)<参考>2013年紛争後の物資の例(2014年4月撮影).jpg<参考>2013年紛争後の物資の例(2014年4月撮影)

<参考>2013年紛争後の国内避難民の様子(2014年5月撮影).jpg<参考>2013年紛争後の国内避難民の様子(2014年5月撮影)DSC02565.JPG現在の国内避難民の様子(2016年9月撮影)




寄付をする.gif