*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

南スーダン 緊急支援物資配布・総括

<2017年6月掲載>

JCCPは、2016年8月から12月まで、首都ジュバ市内のマハド地区及び近郊に位置するグンボ地区にある国内避難民キャンプにて、2016年7月に起こった戦闘により避難してきた国内避難民2,125世帯に、食料・物資配布を行いました。グンボ地区では生活改善に有益な物資(NFI:Non-Food Item)を、マハド地区では食料と調理器具を、それぞれ配布しました。

1. グンボ地区

図1.png一世帯あたりの配布物(図1)グンボ地区では、戦闘終了後も国内避難民の流入が止まらず混乱状態にありました。JCCPは、UNHCRをはじめとする支援関係者と支援内容の調整をし、国内避難民の人々からの要望が多かったソーラー式のランタンを始め、鍋、石鹸など生活必需品の配布を行いました。最終的に、支援を必要とする940世帯全てに支援を届けることができました。







2. マハド地区

図2.png一世帯あたりの配布物(図2)マハド地区では、食料と調理器具の配布を行いました。グンボ地区同様、戦闘後も多くの国内避難民が避難してきていましたが、WFPやUNHCRなどの援助機関や、現地の国内避難民キャンプ管理者と入念に調整をしたことで、こちらでも、支援を必要とする1,185世帯全てに支援を届けることができました。




3. JCCPの支援が国内避難民の人々にもたらしたもの

JCCPによる食料・物資配布は、国内避難民キャンプで生きる人々の生活を大きく改善しました。キャンプに暮らす人々は、食料と調理器具の配布によって食事が毎食とれるようになりました。また、戦闘以降キャンプの衛生環境が悪化していましたが、配布された衛生用品によりそれが改善されたとの声があがっています。ソーラー式ランタンは、夜は真っ暗になるキャンプの中で、人々に明かりをもたらしました。暗闇に紛れた盗難や犯罪が発生していましたが、明りによってそれが防がれ、今では夜も安心して眠ることができるといいます。
この支援によって、全体の約80%の裨益者が生活上のニーズが満たせたと回答しました。厳しい生活を強いられてきた国内避難民の人々の生活が安定することは、JCCPが目指す、長期的な平和構築に向けた第一歩です。南スーダンの人々自身が平和の担い手になれるよう、南スーダンでのJCCPの活動は続きます。

この支援は、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成と皆様からのご寄付によって行われました。
ご支援ありがとうございました。

配布されたシート.png

グンボ地区:配布されたシート

配布物資を運ぶ職員.png

グンボ地区:配布物資を運ぶ職員

一世帯あたりの配布物(食料と調理用品).png

マハド地区:一世帯あたりの配布物(食料と調理品)

食料配布を待つ国内避難民の列.png

マハド地区:食料配布を待つ国内避難民の列

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