*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。 

ケニア
紛争管理研修のご報告:マザレ・スラムの平和を目指して

2013年10月2日から4日の3日間、ナイロビ市マザレ・スラムのリーダーらを対象に、紛争管理研修が実施されました。本研修には、JCCPが選抜したセキュリティ・フォーカルポイントに加え、地域の行政官や長老、女性グループや若者グループのリーダーなど、コミュニティに影響力のある26名が参加しました。

本研修の目的は、紛争管理能力の向上と参加者同士による早期警戒ネットワークの構築です。この目標を達成するために、専門家によるプレゼンテーションやグループワーク、ロールプレイング、ケーススタディが以下の通り行われました。

一日目

紛争の定義と分類について講師によるプレゼンテーション。その後、4つのグループに分かれ、マザレ・スラムで民族不和が生じる原因や紛争による悪影響について議論し、発表。

二日目

過去にマザレ・スラムで起こった紛争の兆候についてグループごとに分析。紛争直前の治安状況と社会的・民族的関係について議論が白熱しました。

三日日

紛争管理研修Oct2013.png紛争解決手法である調停・交渉・仲裁の説明。その後、グループごとに、それぞれの方法を用いた紛争解決のロールプレイング。最後に、大家と賃貸者の争いについてのケーススタディ。参加者は紛争の兆候や紛争に関わるアクター、解決方法について分析・議論。

研修前後に行われた理解度テストでは、参加者の平均正解率が約20%から61%に上がり、参加者の紛争管理に関する知識が41%改善されたことが示されました。
今後、研修参加者らが地域で紛争予防のリーダーシップを発揮していくことが期待されます。