*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。 

ケニア
マザレ地区での国際平和デーイベント

<2014 年 10月>

国連で定められた「国際平和デー」を祝うイベントが9月19日にナイロビ市マザレ地区にて、JCCP主催、現地市民団体の共催により開催されました。

イベントには、学生や学校長、コミュニティのリーダーや市民団体関係者を始め、警察官や行政関係者など約220名が参加し、マザレ地区、ケニア並びに世界の平和を祝福しました。

イベントの幕開けには、様々なケニアピースデー1.pngマザレの各地域から選出された7名の平和大使とその主旨をマザレ・コミュニティへ紹介参加者が平和のメッセージが書かれた横断幕を共に掲げ、警察署の管区長と警察署長のエスコートで、「平和の行進(Peace Walk)」が行われました。その後会場に到着し、ステージ上では地域の平和大使や住民グループらによる音楽やダンスのパフォーマンスが披露され、警察・行政代表者と共に楽しみながら平和を求める連帯感が醸成されました。平和大使はマザレ各地区から選ばれた7名の住民代表で、今年の新たな取り組みとして設けられた役職です。彼らは、これまでにJCCPが開催した選出イベントにて、詩の朗読や歌を通じて地域での平和を啓発し、平和大使として選出されました。彼らは、今後も地域の平和的共存の象徴・模範となる様、啓発などを通じて自発的に活動していきます。

ゲストによるスピーチでは、警察署のケニアピースデー2.pngスラム・ドラマー芸術団によるパフォーマンス管区長が、平和大使や住民と共に協力し、安全で平和な地域づくりを行う意志を力強く述べ、住民と警察官との信頼関係を強化していく前向きな姿勢が表明されました。
日本国大使館からは寺田大使が来賓として参加し、本イベントの開催を祝福すると共に、関係者・住民が民族対立や紛争を予防する事の重要性を改めて強調し、このための活動の推進を訴えました。また、寺田大使より、平和大使の活動をたたえるトロフィーも授与されました。
今年は最後に「平和のケーキ(Peace Cake)」をカットケニアピースデー3.png平和のケーキを配布し、参加者各人へ1切れ(1 piece)ずつ配りました。平和のケーキを分け合うことで、コミュニティの皆で平和を分かち合おう、というJCCPのメッセージが象徴的に伝えられました。

本イベントの開催は、警察・行政関係者・地域のリーダーや若者たち等、全ての参加者の間で、コミュニティ全体で恊働する意志が共有され、住民が平和に共存していくことの大切さを再認識する良い機会となりました。