*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

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薬物使用者に対する心のケア支援


薬物使用者に対する心のケア支援

JCCPは2011年5月よりナイロビのマザレスラムにおいて、「薬物使用者に対する心のケア支援」を開始しました。麻薬などの薬物の身体への害や社会への影響に関する啓発活動と、薬物使用者に対するカウンセリングを行い、薬物使用を防止することが目的です。
啓発とカウンセリングを中心となって進めるのは、2010年にマザレスラムで実施したプロジェクト「暴動被害者の心のケア事業」に従事したコミュニティ・アニメーター(以下CA)と呼ばれる現地ボランティアたちです。この事業で活躍したCA25名によって2011年1月に現地組織Animators for Development(以下、AFD)が設立され、マザレスラム住民の健康改善や能力強化のために活動しています。JCCPでは、AFDの組織運営と事業推進能力の強化を支援するとともに、カウンセリングの専門機関や医療機関と連携を強めて事業を進めています。
CA25名を対象に行われた3日間にわたる訓練セッションでは、CAたちが実際に薬物使用者に対してカウンセリングするために必要な、薬物と薬物中毒の知識、カウンセリングやリハビリテーションの方法などについて集中的に研修を行いました。
マザレスラムでは5歳から18歳までの子どもたちの薬物中毒症状が数多く報告されていることから、子どもの薬物使用の背景にある社会的要因に対する理解の大切さについても議論が交わされました。
マザレスラムの住民でもあるCAが住民の状況を的確に把握することで、専門家では目の届かないごく早期の段階で薬物使用の兆候をつきとめ啓発を行うことができます。
今後は、トレーニングで得た知識や技術を活かし、カウンセリングと啓発活動を通してのべ約5800人の住民を対象に薬物防止の啓発を行っていきます。

助成:独立行政法人 国際協力機構(JICA)

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