*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

スラムの若者たちへの職業訓練

<2011年6月掲載(南スーダン独立前)>

JCCPでは、南部スーダンの首都ジュバで路上生活をするストリートチルドレンやスラムに暮らす若者に対し、職業訓練を実施しています。
職業訓練では、ホテルやレストランなどに就職するスキルを身につけるため、ハウスキーピングや給仕のトレーニングを行っています。

<5/12卒業式の報告>

PickUp2011年6月スーダン修了証1.jpg2011年5月12日には、事業開始から数えて第3期目の訓練生の卒業式が行われました。当日は、南部スーダンの労働省局長や関係者、訓練生の保護者が出席し、修了証の授与式のほか、卒業生による劇、合唱、スピーチ、が披露されました。

修了証が授与されると、皆嬉しそうに受け取り、雄叫びをあげる卒業生もいました。花のレイをお互いの首に掛け合い、仲間と共に訓練を終えたことを祝っていました。



毎回の卒業式では、訓練生による劇の上演と合唱が恒例になっています。今回の劇では、給仕コースの卒業生が職業訓練を通じて学んだことを元にして、良い職場・悪い職場について表現しました。劇の内容は全て卒業生たちが創作したものです。卒業式までの間、時間をみつけては台詞を覚え、集まって練習を行いました。
ハウスキーピングを学んだ卒業生による合唱では、職業訓練の機会を得られたことに対する感謝の気持ちを歌詞に込めた、オリジナルの歌が披露されました。

式中、以前はストリートチルドレンであった青年が卒業生代表としてスピーチを行いました。かつての路上での暮らしの様子、訓練に参加することによって生活が一変したこと、そして今後の抱負を語り、会場からは盛大な拍手が送られました。決意を新たにした卒業生たちは現在、それぞれの道で奮闘しています。