*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

南スーダン事業
JCCPの職業訓練・就職斡旋の特徴

<2013年掲載>

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 JCCPがジュバで実施してきた職業訓練(調理補助・給仕)は合計7回に及び卒業生は263名になりましたが、最新の就職率は76%に達しています。類似の職業訓練を提供している現地団体Southern Sudan Older People’s Organisation (SSOPO)の就職率は49%、Confident Children out of Conflict CCCの就職率は27%です。なぜJCCPの就職率はこれほど高いのでしょうか?

職業訓練の参加者・修了者・就職者・就職率
(2013年7月現在)


参加者数 修了者数 就職者数 就職率
第1回目 40人 36人 18人 50%
第2回目
43人 42人 21人 50%
第3回目 45人 44人 27人 61%
第4回目 40人 37人 18人 49%
第5回目 35人 31人 19人 61%
第6回目 40人 36人 27人 75%
第7回目 40人 37人 28人 76%

過去7回分の訓練修了者就職率の推移


1.専門技術+職業倫理

 JCCPでは、調理や給仕の専門技術だけでなく、必ず職業倫理をあわせて指導します。接客の心得、上司とのコミュニケーションの取り方(報告・連絡・相談)、時間厳守、整理・清潔・整頓など、社会人としての基本的な心構えを徹底して指導するので、JCCPの職業訓練の卒業生は勤務態度が良好だと評価されているのです。



2.急成長するホスピタリティ産業との強固なネットワーク

 JCCPでは、ジュバ市内63か所のホテルやレストランと提携し、職業訓練の場を提供してもらったり、就職先の斡旋を行っています。独立後の南スーダンでは、援助関係者やビジネス関係者の外国人の急増をうけて、ホスピタリティ産業の成長が顕著です。JCCPは、こうした有望な新興ビジネス分野に注目し、職業訓練や就職斡旋を行っています。


3.丁寧な就職指導とこまめな就職後フォローアップ


 JCCPでは、就職指導を丁寧に支援するだけでなく、就職後も現地職員がこまめなフォローアップを行います。就職指導では、面接の設定を手伝ったり、質疑応答の練習をしたり、面接に臨む際の服装など多岐にわたって助言します。就職後は、卒業生の勤務状況を確認したり、上司との関係や仕事に関する悩みも聞き、勤務が継続できるよう粘り強く支援します。そのため、現地職員にはカウンセリング技術の基礎を学ばせて、いつでも卒業生の相談に対応できるようにしているのです。