*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

助成:特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)

南スーダン 緊急支援物資配布

<2014年掲載>

5月上旬に中央エクアトリア州ジュバ郡の2地区の964世帯(約5,000人)の国内避難民を対象に生活改善のための物資を配布しました。現地政府や南スーダン赤十字などから得た情報を基に物資の選定を行い、下記の物資を提供いたしました。

スクリーンショット(2014-07-09 10.27.38).png国内避難民(IDPs).jpg国内避難民たち

ジュバ市内の物泥にはまったトラックを動かす(Pushing truck stuck in mud).jpg住民とともに泥にはまったトラックを動かす資保管場所から配布地域までは車で通常4時間ほどかかります。ちょうど5月初旬から雨季が開始しており雨量が増えていたため、物資運搬中は道路がぬかるみ、搬送するトラックが動けなくなるという困難にも見舞われました。現地のコミュニティーの人達と一緒にトラックを押して動かすなど協力を得ながら何とか無事に配布を終えることができました。

2週間後の5月下旬に実施した配布後の実態調査では対象世帯(19世帯)すべてが物資配布に満足していると答えました。「シートのおかげで雨露をしのげる」「調理・飲食が容易になった」「飲料水・生活用水を得られやすくなった」などの声があがっていたそうです。例えば、下の写真にある青いものがシートなのですが、そのシートがないと雨をしのぐ屋根がなかったことがわかります。他にもポリタンクは現地ではジェリー缶と呼ばれるもので、液体を入れる容器として様々に活用されていますが、この写真ではそれは黄色い容器で屋根の中心に吊るしてあります。大事なものとして家の中心に置いて国内避難民の家と配布物資(蚊帳・水汲み用缶・プラスチックシート)(IDP's shelter and NFI (bed net, jerry can & plastic sheet)).jpg国内避難民の家 (クリックで拡大)いることがわかります。

他にも「農作業用の種が欲しい」「毛布が欲しい」など彼らが必要としているものは様々ありますが、今回の物資配布を通して取るものも取りあえず避難した人々が最低限、避難中の生活を立て直すことへの支援ができました。

南スーダンでは残念ながら紛争が起こってしまいましたが、これに翻弄された人々の基礎的生計を支援することが平和構築への第一歩であるとの考えからこのたびの支援を行いました。彼らが生計を立て直し、1日も早く内戦が終結して帰還できることを願ってやみません。


国内避難民と配布物資(IDP & NFI).jpg物資配布のようす (クリックで拡大)配布した鍋で作られたおかゆを食べる子ども達(Children eating porridge made with distributed cooking pot).jpg配布した鍋でおかゆを食べる子どもたち

助成元:特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)