*「紛争の被害者を平和構築の担い手に」JCCPはアフリカ・中東の平和構築を支援する認定NPO法人です。

Staff 紹介

短期専門員 コンサルタント:井上 健

経歴

これまで28年間余り、国連機関を中心に国際協力の仕事をしてきました。いわゆる紛争地域での平和維持・平和構築分野での職務経験としては、1988-1991年のタイ・カンボジア国境地帯、1991-93年のカンボジア、1994年のソマリア、1999-2001年のコソボ、2007-2013年の東ティモールなどがあります。東ティモールでは、国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)のガバナンス部長として東ティモールに民主主義を根付かせるお手伝いをしました。

コンサルタントとしての仕事

このたび、短期コンサルタントしてJCCPの仕事のお手伝いをさせていただいています。お引き受けした業務は主に2つあります。

一つ目は、現在JCCPがソマリアのプントランドで実施している国内避難民のなかの性的暴力の被害者支援事業の一環として、プントランドでワークショップを開き、その結果を報告することです。このためJCCPの短期専門員の安全管理専門家と、プントランドの首都ガロウェを訪問し、5月14-16日にワークショップをおこないました。プントランド政府、現地NGO職員、国内避難民の代表など女性5人を含む20人の参加を得て、グループ討論を通じて事業のプラス面とマイナス面を洗い出し今後の教訓を引き出しました。また、事業の実施にあたってのさまざまの危険と脅威についても討論をして、その対策について話し合いました。

二つ目は、これまでのJCCPのプントランドでの経験を「活動ガイドライン」としてまとめて、今後、新たな事業を始める際の手引書を作成することです。ソマリアでは、過去20年以上にわたって重大な人道的危機状況が続いているにもかかわらず、危険性が高いためにソマリア国内で拠点を持って活動している日本のNGOは、現在、JCCPしかありません。そこで、これまでのJCCPの経験をまとめ、将来の事業拡大に備えて、手引書を作ろうということになり、私がそのお手伝いをしています。